ただ書くだけ

ただ書くだけ、ただただ書くだけ。

普通になる努力を放棄したら人生終わりそうで死にたい

ASD(自閉スペクトラム)傾向があると診断されて2年が経った。

 

小さい頃、特に幼稚園に入ってから他人との関係づくりに躓き、今まで道化を演じたり数少ない友人(と呼べそうな人たち)に助けられてなんとか生きてきたのだが、社会人になった途端うまくいかなくなり、今では「私は嫌われている」「いなくてもいいと思われている」「無能」という被害妄想に苦しめられ、生理前の不安定期と重なると毎日自殺を考えるまでになってしまう。

ドアノブにロープで本当に死ねるのか、孤独死後の特殊清掃などの処理は、手頃に登れそうな山は、車で行きやすい崖は…など、死ぬ勇気もないくせに下調べをしてしまう。

病んでいないときはひたすら行旅死亡人データベースを空き時間に読んでしまう。

 

アスペになったら人生ハードモードなんてよく昔2ちゃんねるで言われていたものである。

その時は私自身がアスペの傾向があるなんて思ってもいなかった。

ただ他人が怖いだけ。怖いのを知られたら除け者にされるから、ヘラヘラ笑って、ふざけて、なんとなく害のない人間を演じているだけ。

だから、ヘラヘラ笑ってふざけられない社会人という立場になって崩壊したのだ。

 

どうして他人が考えていることがわからないんだろうと毎日悔しく思ってしまう。

本音と建前、社交辞令、愛想笑い、陰口に振り回され、きっと私のいないところでボロクソ言われていると思うと他人と話すのが恐怖でしかなくなる。

精神面だけでなく、手の痺れという症状まで出て1週間で仕事を辞めてしまったこともある。

 

そしてついに、ほんの2週間前に職場で堪えきれずに泣いてしまった。

一生懸命声を殺したけども、嗚咽を抑えられなかった。

何もかもうまくいかない、うまくできない。普通の人だったらできるはずなのに私にはできない。

私がアスペだから。

障害者だから。

普通の人になるために普通の人人るための努力をしないとけないのに、それすらできていないから。

 

民主主義というのは多数決で決まる。

マイノリティの声は潰される。

マイノリティの発達障害者の悩みなど、普通の人たちには理解できないだろう。

だから、私はカミングアウトする勇気がない。説明してもわかってもらえないし、「当たり前」を苦痛に感じているから。

 

職場はもちろんだけども、身内にも理解されないのは本当に辛い。

どうしてASDの人がいないのに私は生まれてしまったのだろう。

 

こうやって文章で書き記すだけでも苦しくて、物に当たり散らして泣き喚きたくなる。

 

手が痺れてきたからやめよう。

どうしたら楽になれるんだろう。